BMW E46 ウィンカー故障 (倍速点滅) 修理

リアライト リアーライト 方向指示ランプ 倍速 点灯 点滅 ターンシグナル flash Light 故障 自分で修理


※この記事に関する症状については、BMWでリコールが発表されました

http://www.bmw.co.jp/jp/ja/owners/recall_info/recall_info_list.html  

届出番号 外-2009 灯火装置

届出日  2014/2/20

【1】   リアーのランプ警告が点灯しているのは、この系統に異常があることを検知したから 

エンジンキーをONしたときにこの系統の状態をチェックして異常があればこの警告灯が点灯する

私の場合、右後ろの警告灯は点灯しているが、ランプの機能に変調はなかった
キーをONしたとき全体の異常チェックを行い、その時に一瞬通電不良が検出され、それを 保持表示していると思われる

左後ろの警告灯の点灯は、ウィンカーの左方向指示を出したときに、方向指示モニターが倍速点滅をした時から始まった。その時通電不良が検出され、それを保持表示してると思われる

警告灯の保持表示は、キーがOFFされるまで続き、再度キーONしたときに異常が検出されなければ解除される機能となっている

方向指示モニターの倍速点滅は、ウィンカー回路に電気が流れない場合を表している
  ケース1.球切れ     
ケース2.バルブ差込部の接触不良
ケース3.コネクタ損傷 (←今回はこれが原因)
 

同じような症状が出て、自分で修理した人の情報を基に、下記の通り修理をした

参考にした情報は下記サイトを参照

【2】 エンジンキーを挿してなくてもトランク照明は点灯する
【3】 リアー照明ブロック(Lampenrt. Tail 1)をはずす
この故障では、ランプ切れと同じ警告点灯なので、まずケース1.の球切れを想像して電球を買って交換すると思うが、リアーランプはリペアーの標準でOK

BMWのランプ型番ではDIY店には無い

 

私の場合は、球切れでは無かった

【4】 コネクタを抜いて見ると、2番ピンが熱で変質していた
【5】 供給側の2番ピンも変質 

ここにはキーを抜いていても給電されているので短絡注意

このまま変質が続けば隣のピンとショートして、フューズが切れるか火災になるでしょう

左右とも同じように2番ピンで変質している
原因としてこのピンの端子の品質不良
または許容電流の設計不良か

 

このリアーランプユニットのコネクターの不良は、正規BMW店で無料修理になってそうな故障だと思います

【6】 2番ピンが熱で変質
【7】 2番ピンの経路を削って半田が付き易くする

この程度では半田は付かない

【8】 右側の半田は悪い半田付け見本(丸く球状になっている) 

左はなじんでしっかり付いている

【9】 右側を半田のし直ししたが配線の向きを間違えてしまった
【10】 2番の供給側が隣と接触して火災にならないように引き抜き、これからカットする前

相当変質している

【11】 配線コネクタ 

適用コードサイズは1.25sq~2sqを使ったが、この下でもよいかも

使用する電線の太さにあわせてコネクターを選んで 

私は 1.25sq を使った

【12】 追加した1.25sq黒 を 2番ピンに入っている茶色に噛みこませる
【13】 このコネクターは向きがある

使い方を間違ったので茶色側の蓋が納まらなくなった

【14】 茶色の線は親指の左側のテープ下で端子ケーブルを切断(短絡しないように)
【15】 配線完成  

この黒線の中間に連結コネクターをつけないと供給電線と照明ユニットは話すことが出来ませんのでご注意

【16】 リアーランプの警告表示が消えた

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