<5月の花>

オオデマリキョウガノコヤマブキショウマキンバコデマリユキノシタ

ヒメシャラツキヌキニンドウクレマチスナルコユリ


<大手毬・オオデマリ>

スイカズラ科

落葉低木。オオデマリはヤブデマリの花(ガク咲き)が、すべて装飾花(手まり咲き)になったもの
ヤブデマリは結実するが、オオデマリは両性花がないため、結実しない
秋になると葉が黄色や赤に変化して美しい

(撮影:21-4)

1週間前はきれいな緑色だった


<京鹿の子・キョウガノコ>

バラ科

多年草。日本産の園芸種。草丈20〜60cm。ピンク色の小さい花がをたくさん密生して咲く
京都の伝統工芸である「鹿の子絞り」という絞り染めに似ていることから名がついた。キョウカノコともいう

(撮影:20-6)


<山吹升麻・ヤマブキショウマ>

バラ科

名前の由来は歯がヤマブキに似ていることから
多年草。山地の林縁に生える。草丈30〜80cm。
円錐状の花穂を多数出し、小さな白い花をたくさんつける
ショウマと名のつく似た植物がたくさんあり、見分けが難しい
葉の縁に鋸歯があり、葉脈が明瞭で斜めに平行していて、縁まで届いているのが目印

(撮影:17-5)

(撮影:21-5)

 


<金葉小手鞠・キンバコデマリ>

バラ科

別名アメリカ手鞠下野(テマリシモツケ) 春の新葉は黄金色で、やがて褐色に変わる。花はコデマリに似ている。花色は白色

(撮影:98-5)

 


<雪ノ下・ユキノシタ>

ユキノシタ科

湿った半日陰地の岩場などに自生する多年草。葉は円形に近く、裏は赤みを帯びる。開花期は5〜7月頃で独特の形の花が咲く

(撮影:03-5-10)

(撮影:20-4-21)

 


<姫沙羅・ヒメシャラ>

ツバキ科ナツツバキ属。
原産は日本。本州(中部以西)、四国、九州。
神奈川県箱根のブナ帯が北限。
シャラノキと呼ばれたナツツバキより、葉も花も小さいため「姫」が付けられた。直径約2センチの白い花が葉腋に開く。それぞれ5枚の花弁、萼片の外側に、2枚の苞がある。

花期は6〜8月。

(撮影:09-5-31)
(撮影:09-5-31)

(撮影:09-6-25)



<突抜忍冬・ツキヌキニンドウ>

スイカズラ科。
北アメリカ原産の常緑つる性木本。
二枚の葉の基部がくっつき、その中央をつる性の枝が
突き抜けているのでこの名がある。
枝先に花火が開いたように朱赤の花が集まって咲く。

花期は6〜10月。

ポイント
かご花によく似合う。
つる性なのでためて枝の方向を変えて使うことができる。

(撮影:03-5-12)
突抜忍冬 ハニーサックル の植え付け

日当たりのよい柔らかで肥沃な土が良い
植え付け時に腐葉土等の有機物または
緩効性化成肥料を元肥として施しておく。

耐寒性が強い
日当り、水はけの良い場所を好みますが、根元は日陰にする。

夏か晩秋の挿し木でふやすことができる。 花はサラダや
ポプリ、乾燥した葉は入浴剤として利用することができる。

植えつけ後の管理: 多肥を好むので、生育期の春、
秋9〜10月に1回うすめた液体肥料または化成肥料を施す。

肥料:新芽が伸びる前と花の咲き終わった後に株元に化性肥料や
油かすと骨粉を同量混ぜたものを適量ばらまいておきます。

埼玉県深谷市境68−2  新 光 園  様より 
http://www1.ocn.ne.jp/~sinkouen/

(撮影:02-5-25)
 

(撮影:96-7-1)

花が咲きおわって3週間後
右側は実となり左側は次の花芽がのび
あと10日程でつぼみがふくらむ。 

(撮影:20-6-3)

(撮影:02-4-11)

(撮影:96-7-21) (撮影:96-7-28)

(撮影:2021-8-10)

 

 (撮影:02-5-3)

 

(撮影:03-5-11)

 

 

(撮影:03-5-12) (撮影:03-5-12)
(撮影:03-5-12)

 


<クレマチス>

キンポウゲ科
落葉つる性木本または多年草。
一般的にみられる園芸種は中国産の鉄線、
日本産のかざぐるまなどを交配した改良種で、
園芸品種をまとめてクレマチスと呼んでいる。
大きさは径6cmほどの小輪から30cm以上
になる巨大輪までさまざまで、花色も紫、赤、
桃、白、青系など豊富。

花期は5〜6月

ポイント
ハッカ油で水揚げすると長持ちする。
他の材料にからませて使うと長く立ち
上げることができる。
花瓶やかごに入れるときは花茎をくるくる
巻くと留めやすくなる

(撮影:96-6-4)


<鳴子百合・ナルコユリ>

花が並んで下垂している状態が田んぼの鳴子(鳥追いの道具)に似ていて茎葉がゆりに似ているところから名付けられた。

色彩、写景挿花、盛花、瓶花を問わずよく使われる。茎のカーブとすがすがしい葉が写景咸や自然咸を漂わせるので大変便利である。普通はあしらいの花材だが小品花や様式本位の近景描写では主材にもなる。

(撮影:96-6-4)

 

 
 
 

葉の出始め(撮影:10-4-14) 

(撮影:20-4-21) 



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