<10月の花>

ホウキグサコギクムラサキシキブ

ホトトギスルコウソウ


<ほうき草・ホウキグサ>

  アカザ科の一年草。草丈30〜80cm

枯れた後の茎を束ねて「ほうき」に利用している植物。
夏はこんもりと生い茂り、秋にはまるで赤い珊瑚のように鮮やかに紅葉する。
実は「とんぶり」と呼ばれ、「畑のキャビア」と言われるほどの珍味だとか。

 


<小菊・コギク>

奈良時代中国大陸から渡来。
園芸栽培の進歩により四季をとわず使えるようになる。その品種も種々である。

花期:10月〜12月

ポイント
集団的に密集しているので花と花の間の間隔をあけて使うことが大切。それには蕾を整理すること。

庭に咲いた菊を使った作品1

(撮影:96-7-9)


(撮影:96-10-21) (撮影:96-10-24)
(撮影:97-11-12)

庭に咲いた菊を使った作品2


<紫式部・ムラサキシキブ>

「ムラサキシキブ」と呼ばれることが多いがそれは山野に生えるもので、花材として使われるのは一般的に「コムラサキシキブ」である。優美な紫色の果実を称賛して源氏物語の作者紫式部の名にちなんで付けられた。


花は淡紫色の小花が6月頃に咲く。秋に果実が熟すと紫色になる。園芸品種で果実が白いものは「シロシキブ」と呼ばれる。


名前の由来は平安時代の女性作家「紫式部」だが、この植物にこの名がつけられたのはもともと「ムラサキシキミ」と呼ばれていたためと思われる。「シキミ」とは重なる実=実がたくさんなるという意味。


(撮影:09-6-22)

ポイント
自然の姿そのままに使って分量少なく秋の山草、野草など組み合わせたり、葉をとって色の美しさと線の美しさを強調して他の洋 種花材と出合わせるのも良い。

(撮影:96-7-28) (撮影:96-10-03)


<ホトトギス>

花の斑点が鳥のほととぎすの胸毛に似ているところから名付けられた。

ポイント
一般に茎を流すように扱うとよい。掛花にも置花にもよい。すすき、われもこう、りんどうなどの秋草とよく調和する。
また枝もののあしらいとしたら景観描写の素材としても扱われる。

(撮影:96-7-24)
(撮影:97-10-21) ホトトギスを使った作品

 


今月の花一覧にもどる