2日目

No.2

泮渓酒家(ばんけいしゅか)で昼食
食べる場所は7棟もあり、私が食事した棟だけでも2〜300人が食事中でした。事前に予約をしていたので、湖の先端に突き出た眺めの良い席でした。有名な店らしく、ガイドブック・地図にも出ています。

  竜津西路151号 

 

 広東出身の棋士で、日本で活躍中の蘇耀国七段の母と共に。
 左端はマイクロバスの運転手。広州市では運転手は非常に大切にされて 食事は同席。翌日の深圳(シンセン)市への旅行の時のホテルの部屋(900元)も提供されていました

  鶏・魚・蛇(!)が籠に入っていて選んで料理してもらうこともできます。テーブルの上に調味料(日本の中華料理店に必ず置いてある醤油・ラー油・酢など)がありません。料理ごとにタレなどがついてくるだけ。もちろん、調味料で手直しする必要などないほどおいしかったです。

 泮渓酒家(ばんけいしゅか)の前で物売りが売っていた物。これは何でしょうか?

 答え:仏手柑(柑橘類)だそうです。手の形、というよりは蛸のよう・・・
 生では食べられず、日本では砂糖漬けにしたり、香りを楽しむため観賞用として使います。中国では乾燥させて薬にするとか(肝臓に効くそうです)

 

【広州市内観光 その2】

≪越秀公園≫

 広州のシンボル的公園。園内には広州博物館、五羊石像がある。

 

・広州博物館 鎮海楼という建物が博物館として使用されている。鎮海楼は、明の洪武13年に建設され、500年たった今も良く保存されている建築物
・五羊石像 伝説によると、3000年以上昔、5人の仙人が5頭の羊に乗って南海から現れ、広州の人々に稲作を伝えたとのこと。仙人は羊を石像に 変えて人々に残し、それ以来広州の民は衣食足り、永遠に飢饉を知らぬという・・・

 交通:地下鉄二号線 越秀公園  入場料:5元
  ※この地下鉄は2002年12月29日開通予定です 

 
≪蘭園≫ 

 

 越秀公園の向かいにあります。蘭の植物園で、園内には随所にあずまやや休憩所があり、 好きな場所でお茶を飲むことができます。お茶代はチケットに含まれています。私は上の写真の「惜陰軒」というところで碁盤を借りて、 お茶を飲みながら一局楽しみました

 写真は日本語訳も載っているパンフレットから借りました

  入場料:20元(お茶代込み) ※差額を払うと上等なお茶が頼めます

≪東湖棋苑≫ 

 

 広州高級囲碁サロン、東湖棋苑
 中国の棋士は体育部所属の公務員であるが、民間の企業の援助を受けている人が多い。このサロンは容七段が社長の棋院で、囲碁を主に中国象棋、チェス、ブリッジの試合を行う。茶芸室もある。

女流棋士の敖さんと、容社長
 相手は小学生。お母さんがそばで見守っていたが私の白番で勝利。私が取った石を相手が取り上げ碁筒に入れたので驚きました。中国ルールだと無関係なのです

 

東山利苑酒家で夕食
 東湖棋苑の後、東山利苑酒家で懇親会をしました。手書きのメニュー(判読不能)によると10皿のコースで、1卓12人で1500元でした。 (メニューはこちらです。読めたら教えてください)  

 どこのお店でも炒飯は出てきますが、店によって味が違うのにどこもおいしいです。ここの料理はとても高級らしく、上品な味付けでした。食事の時に老酒をいつも頼むのですが、それも一番上等なようでした。こってりした料理をおなかいっぱい食べるのに少しも胃がもたれないのはこの老酒のおかげかもしれません

 

 広州市建設六馬路三十三号宜安広場四楼
  020−83633268 

 

 右端、容社長。右から2番目、世界コンピュータ囲碁ソフト3期優勝の開発者、楊先生。先生には4年前の日本棋院での大会でお目にかかりました。その時の賞金は200万ほどでした。

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